遠絡(えんらく)療法とは
年齢のせいにされる ○○だから仕方がない 症状があるのに異常がない 様子をみましょう と言われ治らないまま時間を過ごしていらっしゃいませんか?
様々な症状とは、
・何処へ行ってもよくわからない ・良くならない
・一応病名はついている
・よくあるありふれた病名だが経過観察で一向に変化がない
・手術を勧められたが手術しないで何とかしたい。。。等々
諦めないで、ご相談・受けてみて下さい!!
痛みやシビレを伴う症状:
腰痛 ぎっくり腰 腰椎ヘルニア 頸椎ヘルニア 変形性頸椎症 坐骨神経痛 脊柱管狭窄症 腰椎すべり症 変形性膝関節症 踵痛 寝違え 肩こり 40肩50肩 テニス肘 ゴルフ肘 腱鞘炎 頚椎症 背部痛 帯状疹後神経痛 線維筋痛症 CRPS 片頭痛 群発性頭痛 緊張性頭痛 顔面神経痛 三叉神経痛 変形性股関節症 頸肩腕症候群 ばね指腱鞘炎 手首 肘の痛み
原因が明確でない症状:
めまい 耳鳴り メニエル病 免疫力低下 自律神経失調症 不眠 冷え症 うつ 不安神経症 パーキンソン症候群 ジストニア 不随意運動 三叉神経痛 顔面神経痛 ギランバレー症候群
■遠絡(えんらく)療法を受けた患者様の声をご覧下さい。
1.遠絡(えんらく)療法についてはじめに
遠絡(えんらく)療法とは、東洋医学でいう「生体の流れの異常」を整える治療です。
病院で「異常なし」と言われ、とりあえず投薬・治療・リハビリをしているが改善しない
病院で診断を下されたが、特に治療法がなく慢性的に痛みが続く
症状のある局所を治療するのではなく「痛みを出している大元の原因」にアプローチしていく治療法です。
慢性痛の大元の原因は、脳にあります。
なかなか治らな痛み、何年も患う痛み 西洋医学では対応しずらい症状 難病 の多くは患部のみの問題ではなくなってきています。
知覚神経、自律神経、免疫力、心理的な問題などがお互い影響し合い痛みを発しています。
そしてこれら慢性痛を引き起こす大元が、脳の脳幹部という箇所の炎症が関与している事が判明しています。しかし既存の西洋医学や東洋医学の治療法では、脳に対して効果的なアプローチがないのですが、この遠絡療法はこの脳幹部に対してアプローチ可能なので、何処へ行っても改善しない症状を改善させる可能性を秘めた治療法なのです。
2.遠絡(えんらく)療法の治療法
痛い所とは別の箇所(手と足の1か所から2か所のポイント)を「押し棒で押す」「レーザー(LED)」を体の中心線に当てます。
3.ところで「生体の流れの滞り」って何?
経絡とは、ツボ(点)とツボ(点)を結んだ線の事をいい「気」の通り道となっています。
「気」の通り道=日本全国に高速道路が網羅されネットワークを形成し車が走っている感じです。
体の中心にお腹側と背中にそれぞれ1本。合計26本の道路が走っているイメージです。
この道路に車ではなく「気」が走行しています。東洋医学では、痛み・症状の原因は「生体の流れの異常」と考えます。
人間の体内の
・血液
・体液
・リンパ液
・ホルモン
・髄液 など
が、滞りなく移動・循環して生命は維持されています。
現代医学でいうと、「自律神経系」や「内分泌系」に相当します。
そしてこれらの目に見える流れ以外に、
目に見えない体の中を循環しているエネルギーの全ての物を含めて、遠絡(えんらく)療法では「ライフフロー」と呼びます。
東洋医学的には「気」と理解して下さい。
この「気」(ライフフロー)の流れは血液やリンパ液・神経系のように実際に通っているのを証明出来ません。
「気」と言われると抽象的で掴み所がなくなりますが、病気って「気が病む」と書きますよね。
この「気」(ライフフロー)の流れが上手く循環していると人は健康です。しかし、滞ると病気や痛みを感じます。
経絡を道路に例えましたが、
26本の道路のどこかで事故や工事で渋滞が発生し、車がスムースに流れなくなる
すなわち「気」がうまく流れなくなると体は宜しくない状態となり病気や痛みを感じてしまいます。
「気」の流れに乱れが生じると病気や不快な症状を起こし始めます。
普段何気なく口にする言葉には「気」が含まれています。
元気・気持ち・やる気・気に障る・殺気・気が滅入るなど。
掴み所がない「気」という概念ですが、体になんとなく影響を与えている感じがしないでしょうか?
遠絡療法の考え方は、
疼痛や病状が発症するのは
この生体の流れが滞ってしまったため、
丁度川の流れが土砂災害などで堰き止められて
水が流れなくなってしまったのと
同じような状態が
原因で引き起こされるというものです。
従ってこれを治療するには、
その障害物を
まず取り除かなければならないのですが、
従来の医療は、
堰き止められて
洪水になりそうな水を
近くに溜池を作って
バイパスを作ったり、
時には
ダムのような巨大な排水施設を
建設するというような
大掛かりな医療検査施設や医療機器の開発をもって
治療の促進を図ってきました。
遠絡療法は生体の流れそのものを取り戻すことで、根本的な治療を図るものです。
4.遠絡(えんらく)療法の特徴
患部をもんだり触ったりしません。患部と一見全く関係ないだろうと思われる腕や脚の2点のポイントを同時に押圧する。
治療法は単純ですが「生体の流れの滞り」が改善され患部の治療が出来ます。日本全国で数少ない医師、先生がこの遠絡(えんらく)療法に取り組んでおります。
4-1)なぜ患部を触らずに治療できるのか?
痛い箇所を触わらなくても、目には見えないライフフローのネットワークで患部と手・足の刺激箇所が繋がっているので、
痛い部分から離れた手・足に刺激を加える事で患部の治療ができます。
そして、患部から離れた遠くの箇所を刺激した方が治療効果が上がるのを経験上確かめられています。
遠絡療法の遠(えん)の字は、「遠い」という意味です。
4-2)痛みを出している原因(大元)はどこか?
痛みが出ている箇所と原因が異なる例として、自宅トイレの電球がつかなくなりました。
電球が切れたから、電球を外して切れていないかチェックし、新しいのを買ってきて取り換えてみますよね。
それでもつかない場合、何が原因と考えますか?
「電球が光らないけど、電球に問題がないとしたら、配線が断線しているのではないか?」
「スイッチが接触不良になっているのではないか?」って考えますよね。
いい加減電球ばかりに着目しませんよね。
体に置き換えてみると、患部自体を治療するのは電球が切れている時です。
故障の原因(大元)は電球以外の配線やスイッチの場合があるはずですが、
いつまでも新しい電球を買いに行っては取り換えてみてみた所で、つくはずがありません。着眼点を変える必要があります。
電球の場合は配線で繋がっているのが目に見えるので理解しやすいですが、考え方としては同じです。
「障害がある箇所と違う場所に症状として出る」体に関しては理解しがたい現象ですが、電気物や車の故障など日常生活ではよくある現象です。
4-3)具体例で説明します
足首を捻挫して足首が痛い。
足首の靭帯がダメージを受けたので、痛みの原因は足首です。
しかし遠絡(えんらく)療法では足首に施すのではなく、手首のポイントに対して刺激を加えます。
西洋医学で、痛みの原因が理解困難なものでも東洋医学では、血液・リンパ液・ホルモンに相当する「気の流れの滞り」が原因と考えます。
4-4)遠絡(えんらく)療法では、痛みの原因を「局所性」と「中枢性」に分けます
「局所性」の症状とは、
傷めた原因が明確にあり炎症症状がみられる、痛みがはっきりとしているのが特徴です。
「中枢性」の症状とは、長年いつまでも残る頑固な慢性化した痛み。または原因不明の痛み。臨床では、中枢性の症状が多く占めています。
遠絡(えんらく)では患部を直接触らずに治療が出来ますので、脳内の視床・視床下部が原因の自律神経失調症をはじめとした、「脳内」や「脊髄」が原因の痛みに対してもアプローチする事が出来るのです。
原因不明の痛みやいつまでたっても良くならない症状は、
・視床や
・視床下部
・脳下垂体
・脳幹部(中脳、橋、延髄)
・アトラス(後頭部と首の境い目にある頸椎)
・脊髄が
原因の事が多く、
これらの器官も「手」や「足」を刺激することで、治療が可能となるのです。
それぞれの障害部分・障害の程度により痛みが出る箇所・症状が決まってきます。
踵の痛みは、腰髄。
テニス肘は、腰髄。
ゴルフ肘は、胸髄。
アキレス腱は、腰髄。
肩こりは、延髄。
手の痺れは、胸髄。
頭痛は、頸髄。
めまいは、脳幹部の橋(顔面神経)。
腰痛は、腰髄。
ドライアイ・ドライマウスは、脳幹部の橋(顔面神経)
腱鞘炎は、腰髄。
ばね指は、胸髄。
脊柱管狭窄症は、腰髄や胸髄。
腰椎すべり症は、腰髄。
股関節は、腰髄・仙髄。
オスグットは、腰髄・胸髄。
自律神経失調症は、視床下部。
アレルギー疾患は、脳下垂体。
アトピー性皮膚炎は、脳下垂体。
内分泌疾患は、脳下垂体。
三叉神経痛は、内耳神経。
crpsは、視床。
線維筋痛症は、視床。
パーキンソン症候群は、中脳黒質。
月経不順・生理痛は、脳下垂体。
便秘は、腰髄。
前立腺は、仙髄。
内科・原因不明の疾患は、下位脳。ガン(がん 癌)・悪性腫瘍は、各臓器レベルの脊髄と脳下垂体。等々となります。
5.遠絡(えんらく)療法の具体的な治療法
1.問診
主訴(今一番気になる症状)だけでなく既往歴(過去の病歴やケガ)をお伺いします。
遠絡(えんらく)療法では、今ある症状は「ニセの症状」で過去から現在に至るまでの体の不具合が大元の原因となります。
2.治療ポイントの選択
膝といっても、内側か?外側か?太もも寄りか?ふくらはぎ寄り?かにより、「治療するラインとポイント」が変わってきます。
3.治療
レーザー治療
体の中心(鼻の下から下腹部まで)のラインにLEDの光を当て治療をします。(1か所に約3分間)。延髄から脊髄に対しての中枢(痛みの大元)の治療となります。
押し棒治療
次に手や足のポイントを押し棒を使い刺激をします。(1か所に約30秒間)
4.痛みの変化をお伺いして痛みが残っている箇所にアプローチしていくのを繰り返します
LEDの光を当てる箇所と回数や時間・手と足のライン上のポイントを押す箇所と回数は、症状により異なります。
6.遠絡(えんらく)療法を開発された【柯尚志(こう しょうし)医師】とは
台湾出身の柯先生が頭の中から生まれた理論・治療法で、東洋医学の考えをベースに修正を加えた治療法です。
柯先生は鹿児島大学医学部で学び、九州大学麻酔科、国立九州がんセンター放射線科に勤務し、内科クリニックを開いていた医者です。
ここでもまた疑問を感じ、西洋医学と東洋医学を発展させた新しい治療理論を確立されました。
遠絡療法は「瞬間消痛」と宣言し難治性の痛みに取り組んでいます。
難治性とは原因不明の病気、WHOに認定された難病、複合性局所疼痛症候群(CRPS)、帯状疱疹後神経痛(PHN)、三叉神経痛(TN)などの激痛を伴う疾患などです。今までの治療法で治りにくい疾患に対して可能性を秘めた治療です。
医者や歯科医たちにも受け入れられ、現在では種々の難治性疾患に対する新しい治療法として、日本国内はもとより広く海外でも注目を集めています。日本ではこれから更に発展していく治療法です。
1948年台湾・花蓮にで生誕
1981年鹿児島大学医学部卒業
1984年九州大学麻酔科入局
1986年国立九州がんセンター放射線科
1988年多の津内科クリニック開設1995年舞の里内科クリニック開設
上海中医薬大学国際鍼灸科にて研修
2002年ペレス・銀座クリニック開設
北里大学医学部非常勤講師
2004年日本遠絡医学会設立
2006年台湾遠絡医学会設立
2014年群座遠絡教学医院開業
・日本ENRAC医学会代表理事
・元台湾野球協会医療顧問
・元台湾女子プロゴルフ協会医療顧問
2001年中国の中医学専門誌「上海針灸雑誌」に論文掲載
2003年「消痛革命」出版(土屋書店)
日本テレビ「おもいっきりテレビ」出演
2003年雑誌「健康」(主婦の友インフォス情報社)掲載
2006年台湾の医学専門誌「麻酔学雑誌」に論文掲載
2006年11月米国・DUKE大学およびTEXAS大学にて講演
テレビ東京「主治医のみつかる診療所」出演
2006年12月米国医学専門誌「Anesthesia&Analgesia」に論文掲載
2007年1月WFATT World Congress 2007 Tokyoにて講演
2008年6月第13回International pain Clinicians Congress 2008 Seoulで講演
2011年9月雑誌「壮快」(マキノ出版)に掲載
2012年10月日本歯科東洋医学会にて特別講演
2014年雑誌「壮快」(マキノ出版)にて特集記事掲載
柯尚志先生追悼誌P.1より引用同P.3,4より抜粋
7.よくある質問
Q.治療効果は?
A.個人差と「障害の重さ」により定期的に通って頂き、複数回~10回以上治療を続けるないと効果が「持続」しないケースもあります。しかし、遠絡(えんらく)療法は今までアプローチしてこなかった大元の原因部位に対して治療をしますので、改善が期待できる治療法です。
実感して頂けると思います。
■遠絡(えんらく)療法を受けた患者様の声をご覧下さい。
Q.遠絡療法はどのような痛み・症状に効果的ですか?対象疾患は?
A.今まで病院や治療院に通っているが改善変化がない痛み・しびれ・重み等全ての症状に対応します。
Q.なぜ良くなるのか?
A.生体の流れ(ライフフロー)が改善すれば良くなるという考えです。
血液・リンパ液・生体の流れ等のライフフローの循環が上手くいかないと病気・痛み・重み・しびれなどの症状が起きると、遠絡(えんらく)療法では考えますので、ライフフロー(生体の流れ)を改善すれば良くなっていきます。
Q.治療時間は?
A.初診時は問診をしっかりさせて頂きますので目安として最大1時間30分位。2回目からは最大1時間位みて下さい。
Q.この治療法が合わない方は?
A.今まで通った病院や治療院の批判をする方が万が一おられましたら、遠絡療法の治療効果は無いと思われます。この治療法は、「ライフフロー」を調整するという、最終的に「生命の治療」ということになります。患者様自身の心がこのような状態では治療効果は及びません。
Q.治療頻度は?
A.長年患っているものは週1回ペース。症状が落ち着いたら通院間隔を開けていきます。まずは1度だけ受けて頂いてその後どうするかを判断して貰えればと思います。
Q.副作用は?
A.棒で押す、LEDの光を当てるだけなので副作用はないです。治療中は押されている部分は痛いですが、我慢できる範囲で加減して行います。
※レーザーの光は全く痛くも痒くもありません。しかし、レーザーを当てる際に体に押し付けます。出来るだけ押し付けた方が治療効果が出ます。我慢できる範囲で押させてもらいます。
ライフフローの流れが良くなるので稀にのぼせた感じになる方がまれにおりますが、一般的な指圧・マッサージ治療の揉返しのようなものであり、頻度は少ないです。
Q.どんな服装で行けばいいの?
A.胸骨部やお腹にLEDを当てますので、胸開きの服装・ズボンがよいですが、こちらで着替えを貸します。
8. 最後に
この遠絡(えんらく)療法の神髄は、
・難治性
・今までの治療法で治りにくい疾患、痛みの治療を目指しています。
難治性とは、
・原因不明の病気
・WHOに認定された難病
・複合性局所疼痛症候群(CRPS)
・帯状疱疹後神経痛(PHN)
・三叉神経痛(TN)
などの激痛を伴う疾患です。
当院では、
・命に別状はない
・難病でもないが痛い辛い
・どこ行っても良くならない 症状に対して
この治療法を用いて治療をしています。
柯先生は言っておられました。
なぜなのかを考えるのは馬鹿げている。元々そうなんだ」