足首の捻挫
当院では足首の捻挫の治療を探している横浜市内の患者様のために、患者様ひとりひとりに合わせた治療を行っております。
痛みの感じ方・痛みが出た時の状況によって、適切な治療を行います。
最寄は横浜駅西口。
横浜市営地下鉄9番出口から道なりの距離は855m。
徒歩で約15分。
環状一号線から新横浜通りに入ってすぐの立地にありますので、
横浜西区・保土ヶ谷区・神奈川区だけでなく横浜市全域からアクセスしやすい環境です。
誰しも軽い「捻挫の経験」は、誰しも1回位はあるのではないでしょうか?
そもそも捻挫とは
フィギアスケート・プロ野球選手・プロサッカー選手が足首の靭帯損傷をした・前十字靭帯損傷したというスポーツニュースが流れたりしますが、
「靭帯損傷=捻挫」の事を指します。
膝と足首に限らず体の関節部分は捻挫を起こす可能性があります。
例えば、
つき指・ぎっくり腰・交通事故のむち打ちは俗称で、正式名称は「指節間関節捻挫」「腰椎捻挫」「頸椎捻挫」と言います。
関節(体の曲げ伸ばし出来る部分)には、
「靭帯」というゴムバンドの様な伸びちじみする組織で覆われています。
指・手首・肘・肩・頸・腰・股関節・膝の関節などなど。足の指の小さな関節部分にも靭帯があります。
この靭帯(ゴムバンド)を捻じるだけでなく、
引張られたり、押されたり、変な方向に動かされたりして無理な力が掛かり、
伸ばし過ぎて損傷してしまったものを「捻挫」といいます。つまり捻挫=靭帯損傷です。
「靭帯損傷」と呼ぶとかなり深刻な印象を受けますが、「捻挫」の事を指します。
ボールが当たり「つき指した」というと軽く感じますが、
「指節間関節の靭帯損傷」が正式であり、深刻な感じとなりますよね。
少し伸びてしまったものから微細な断裂をしているものまで重症度は様々です。
伸ばし過ぎて完全に靭帯(ゴムバンド)が断裂(切れ)してしまったものは捻挫(靭帯損傷)の重症版で、
「完全断裂」と呼びます。
捻挫を甘く見てはいけません
「捻挫」という言葉の響きから安易に考えてしまいますが「靭帯損傷」をしている訳であり、
そして呼び方だけが問題ではなく関節部分は複雑な構造・機能を有しています。
動かせたり、固定させ安定させたり、重さを感じ取ったり、関節の角度を意識したりするなどなど繊細なセンサーがついている箇所なのです!
この箇所を傷めるという事は、
これらのセンサーも壊してしまうので特にスポーツ選手は捻挫が治ったけど
「微妙なプレー感覚」が戻らなくなってしまう事があります。
また、皮膚の奥の組織が傷つき出血をして腫れます。
皮膚表面でキズがある部分を動かしていると傷口が塞がりにくく、傷口がきれいにくっつかないのは想像できると思います。
しかし、捻挫は皮膚表面が出血している訳ではないので安易に考えてしまいます。
湿布だけ貼って終わりにする人が多いですが、ありえません!
「骨折」はギプスで固定しないと皆さん不安ですが、「捻挫」をギプスまではないにしても固定するとなんで?湿布だけではだめなの?と首をかしげます。(捻挫も重症なものには骨折と同様にギプス固定をします)
捻挫は靭帯(ゴムバンド)が伸び切っているまたは微細な断裂をしている状態なので、
この部分を動かしてしまうと損傷した部分が正常に付きません。
軽度の捻挫はテーピング固定、中程度になってくるとプライトン・オルソグラス固定を施します。
スポーツ現場においてしっかりと管理できるものでは、
「微妙なプレー感覚」が無くならないように固定をしつつ、
早期から動かしていき靭帯のセンサーを退化させないようにしていく事が重要となります。
足関節捻挫の症状
こんな症状ですか?
「足首の外または内くるぶしが腫れている」
「翌日から青紫になってきた」
「足を突くと痛い・突けない」
「歩くと痛い」
「つま先を下に向けると痛い・上には向けれる」など。
足首の捻挫の固定とリハビリについて
捻挫と言えば湿布を貼り2,3日安静にしていれば大丈夫。
一般的に軽く考えられがちです。
骨折でなく良かったなと皆さん思いますが、「靭帯損傷」です。
軽いちょっとした捻挫で靭帯が軽く伸ばされただけの症状は、湿布を貼りそのまま放置しても問題ありません。
しかし腫れて痛みを伴うものであれば、靭帯が損傷している可能性があります。
治るまでに3週間以上かかる捻挫もあります。
当院の足首の捻挫の治療方法
初期の処置と固定がとても大切です。
炎症を抑える電気治療・アイシングを施します。
ある程度の症状には、プライトンやオルソグラスという硬い固定材を使い固定処置を施します。
初期治療の考え方は「骨折」と同じです。傷めた靭帯(ゴムバンド)がくっつくまでは患部の固定をし動かさないようにします。
軽度の症状には、包帯・テーピング・バンドなどで固定処置を施します。
そして氷を使ってアイシングをして炎症を引かせることが大切です。
湿布は冷たく感じますが冷やす効果が少ないです。
アイシングについては■アイシングの方法をご覧下さい。
中途半端な処置に留めていると、靭帯が正常な形で癒着せず靭帯が緩んでしまい何度も捻挫を繰り返してしまうことにも繋がります。
いわゆる「捻挫癖」と呼ばれるものです。
ですから、ある程度の期間は固定をして安静を保つことが大切です。
靭帯が付くまで固定をしていると足首を含めた関節周りが硬くなり、
筋力低下も生じますので炎症が落ち着いたら、
温熱治療・電気治療・足首周りのマッサージ・関節調整・筋トレを施して行きます。
当整骨院は足首の捻挫だけでなく、膝や肘や手首などの捻挫も治療しております。
【ご好評を頂いている】捻挫の痛みの最新治療法‼
数か月経ったが慢性的に痛みが引かない頑固な足首の捻挫の痛みを病院や他の治療院の治療であまり効果が無かった方には
東洋医学の考えをベースにした最新の治療法の「遠絡(えんらく)療法」が好評頂いております。(完全予約・自費治療となります)
遠絡(えんらく)療法は、今までの西洋医学では治りにくい疾患・症状に対しての治療を目指しており、
どこへ治療に行っても良くならない症状を改善させる新しい治療法です。
鍼を刺したり灸をする訳ではありませんので、ご安心下さい。
東洋医学でいう「生体の流れの異常」を整える治療です。
この遠絡(えんらく)療法を行っている病院・施設はまだ少なく馴染みがありませんが
「瞬間消失」と宣言し、柯尚志(こう しょうし)医師により研究・開発されました。
症状のある局所を治療するのではなく「痛みを出している大元の原因」にアプローチしていく治療法です。
遠絡(えんらく)療法について興味がある方は詳しくは■遠絡(えんらく)療法とはをご覧下さい。
足首の捻挫をしやすい人
バレーボール・バスケットボール・サッカーの足首の捻挫は競技の特性から考えてもよく起こるものですが、
平らな道路を歩いていて足を突き損ね足首の捻挫をする人がいます。
この様な方は足首の靭帯が緩くなっていたり、
股関節の奥の方にある筋肉が弱り小指が下がっているので、
歩行時に接地した際に小指側から接地してしまいそのままグリッと足首を捻ってしまいます。
靴の踵の外側のすり減りが大きいはずです。
足首の捻挫を何度も繰り返すと靭帯が緩み足首が不安定となり軟骨がすり減りやすくなります。
若いうちは筋肉で関節を支えてくれていますが、
年齢と共に衰えて足首がグラグラし更に不安定となり何十年経ってから足首の軟骨が変形しやすくなりますので将来的に心配です。
当院では足首の捻挫以外の「■つき指」「■肉離れ」「■打撲」の治療もしております。