オスグット(成長痛)・ジャンパー膝
横浜の当治療院では「オスグット(成長痛)」の痛みを抱える患者様のために、ひとりひとりに合わせた治療を行っております。
痛みの感じ方、痛みが出た時の状況によって、適切な治療を行います。
最寄は横浜駅西口。横浜市営地下鉄9番出口から道なりの距離は855m。徒歩で約15分。
環状一号線から新横浜通りに入ってすぐの立地にありますので、横浜西区・保土ヶ谷区・神奈川区だけでなく横浜市全域からアクセスしやすい環境です。
・なんとかしたいオスグット(成長痛) には
「遠絡(えんらく)療法」という特殊な治療法で、症状の軽減を図っておりご好評頂いております
オスグットの症状
成長期(10歳から15歳位の小中学生)のサッカー・野球・バレーボール・バスケットボール・陸上などの走るジャンプをするスポーツをしている男子に多く、
「膝のお皿の指2本分位下の圧痛がある」
「膝を曲げると痛い」
「走ると痛い」
症状があります。
両膝痛むケースもあります。
運動不足の子は、体育の授業の低運動強度でも発症することがありますが、
体育の授業内容が変わるので、自然に治る場合が多いです。
我慢すれば運動が出来るので、そのまま続けていると悪化して運動中だけでなく運動後も痛みが持続します。
「しゃがめない」「歩行痛」「階段時」「ジャンプすると膝が痛い」「膝の前が出っ張る」など
の症状となります。
オスグットの痛みは、
「初めは多少気になる程度」で激痛ではなくスポーツを中止するまでもない痛みのためそのままやり続けてしまいます。
そうすると慢性化してしまう可能性がありますので、痛みが強くならないうちに早めに治療をして痛みをコントロールしておくことが大切です。
オスグットの原因
1.太ももの筋肉の付着部が未完成で弱い
2.骨の急成長に伴う筋肉の成長がついていかない
3.運動量が多い(メンテナンス不足)
4.フォームが悪い
1.太ももの筋肉の付着部が未完成で弱い
太ももの筋肉は「骨盤からお皿を介してすねの上側」に付着しています。
走る・ジャンプは太ももの前側の筋肉を瞬間的に伸びちじみさせ、すねの骨に牽引力が掛かりますが、
成長期の子は、この付着部が未熟で弱く太ももの牽引力ですねの骨が炎症を起こし痛みが出ます。
18歳位になるとすねの付着部が成熟し骨化するので痛みを訴えなくなりますが、
すねの骨が引っ張られ隆起してしまうと成人になっても元には戻らなくなり、
正座をした時に床に当たって痛いといった後遺症がでる事もあります。
2.骨の急成長に伴う筋肉の成長がついていかない
成長期の子供の特徴として、
男子では13歳・女子は11歳位が発育盛んとなり伸長が急速に伸びる時期です。
年間10cm伸びたりします。
伸長が伸びる大きな要素は、大腿骨(太ももの骨)が縦方向に成長する事です。
筋肉の成長がこの大腿骨の成長についていけず、骨だけが先に伸びてしまうので、
「骨の付着部に牽引力」が掛かってしまい炎症を起こしやすくなります。
3.運動量の多さ・メンテナンス不足
本来運動量や運動強度はその子のレベルに応じて加減しないといけません。
例えば塾などでは勉強で出来のいい子と悪い子は、
授業内容に差を設けますが部活ではこのような事はしません。
皆ダッシュ20本・スクワット100回などの内容となり
体力がある子と無い子で運動量・強度に差をつけないといけないのですが、
体力がない子は毎日練習を繰り返していると、結果的にオーバーワークとなってしまいます。
そのまま続けると障害(ケガ)が生じるリスクが高まります。
練習量が多く筋肉がパンパンに硬くなってしまうと更に牽引力が掛かります。
4.フォームの悪さ
体幹(腹筋周り)と股関節の筋肉を上手く使いこなし
上半身が「前傾姿勢をキープ」出来ないと、太ももに過度な負担が掛かり筋肉が硬くなりオスグットになり易くなります。
「上半身がのけ反る姿勢」は太ももの牽引力が更に強くなり、過度な負担が膝に掛かります。
「ボールを蹴る瞬間に上半身が後ろにのけ反ってしまう」「上半身が後ろにのけ反り走る」
上体がのけ反ってしまう原因は、体幹と股関節の筋肉が上手く使えていません。
オスグッドと成長痛を間違えることがあります
小学生高学年から中学生位の成長期に発症する膝の痛みをオスグット(成長痛)と呼びます。
2歳から6歳の子供が夕方から夜寝ているときに膝や足首が痛くなる症状も成長痛と呼びますが、
原因・病態が異なります。
この頃の子供の成長痛は日中はあまり痛がらず、運動によって痛みが強くなる訳でもありません。
不安・愛情不足等のストレスを子供ながらに常に感じており、
夜になると強くなり心因的なものが原因と言われています。
夜にマッサージをしてスキンシップをとってあげると安心して痛がらなくなります。
同じ膝の痛みでもジャンパー膝との症状の違い
「オスグット」はお皿より少し下のすねの骨の痛みで、「ジャンパー膝」はお皿のすぐ上またはすぐ下の痛みです。
痛む場所が少し違います。
また好発年齢にも違いがあります。
オスグットは「小学校高学年から成長期」までで、
ジャンパー膝は「小学校高学年から20代まで」と成長期が終わっても痛みます。
バレーボール・バスケ・長距離ランナー・サッカー等の運動をしている人に、膝のお皿付近の痛みは「ジャンパー膝」の可能性が高いです。
また普段運動不足の人が運動をした後に痛んだりもします。
オスグットに比べると治りやすいです。
ジャンパー膝の症状
「膝を曲げると痛い」
「膝のお皿の上や下の圧痛」
「しゃがめない」
「膝が痛くて走れない」
「歩くと膝が痛い」
「ジャンプすると膝が痛い」など
オスグットとほぼ同じような膝の前側に痛みがあります。
太ももの筋肉の硬さから膝のお皿周りの炎症によりに痛みが出ますが、運動を中止すると収まります。
ジャンパー膝の治療法は、オスグット(成長痛)と同じとなります。
当院のオスグット(成長痛)・ジャンパー膝の治療
太ももの筋肉の硬さが原因ですので、
膝周辺の太ももの筋肉・股関節の柔軟性を出すマッサージ治療・関節調整が中心となります。
膝自体に炎症がある場合は、
炎症を引かせる電気治療・テーピング処置を施します。
炎症が無い場合は、
太ももの筋肉の温熱治療・筋肉を柔らかくする電気治療・マッサージ・ストレッチを行います。
「太ももの筋肉の柔軟性の改善」
「股関節の柔軟性の改善」
「腹筋・臀部の筋肉強化」を行います。
オスグット(成長痛)の特殊な最新治療法‼
・湿布・安静で様子をみているが痛みが変わらない
・色々治療を試しているが症状に変化がない
東洋医学の考えをベースにした特殊な最新治療法「遠絡(えんらく)療法」が好評頂いております。
遠絡(えんらく)療法は、今までの西洋医学では治りにくい疾患・症状に対しての治療を目指しており、
どこへ治療に行っても良くならない症状を改善させる新しい治療法です。
鍼を刺したり灸をする訳ではありませんので、ご安心下さい。
東洋医学でいう「生体の流れの異常」を整える治療です。
この遠絡(えんらく)療法を行っている病院・施設はまだ少なく馴染みがありませんが
「瞬間消失」と宣言し、柯尚志(こう しょうし)医師により研究・開発されました。
症状のある局所を治療するのではなく「痛みを出している大元の原因」にアプローチしていく治療法です。
遠絡(えんらく)療法については■遠絡(えんらく)療法とはをご覧下さい。
オスグット(成長痛)は、脊髄や脳の炎症が痛みの原因!
前述した通り、西洋医学的にはオスグット(成長痛)の痛みは、太ももの筋肉の硬さが原因です。
しかし東洋医学的に考えるとこの特殊な治療法の遠絡(えんらく)療法では、
脊髄の「腰」や「骨盤部分」や「胸」の部分や脳の「視床下部」「脳下垂体」の炎症が引かないのが原因と考えます。
背骨の中に脊髄神経という神経が通っています。
プロレス好きでない方でも、
「延髄切り」って聞いたことがあると思いますが、脳の後頭部の「延髄」という部分から繋がっています。
長さは「40~50cm位」太さは「約1~1.5cm」ある神経です。
「小指の太さ位」の神経です。
腰の部分のこの神経を「腰髄」といいます。
骨盤部分のこの神経は「仙髄」といいます。
胸の部分のこの神経を「胸髄」といいます。
オスグット(成長痛)の治療は、遠絡(えんらく)療法では膝は一切触らずに治療をしていきます。
この「腰髄」と「仙髄」と「胸髄」と「視床下部・脳下垂体」をターゲットにして治療をします。
と言っても、
腰や骨盤や背中や頭を揉んだりマッサージする訳ではありません。
腰髄と仙髄と胸髄と視床下部・脳下垂体なのですが、
「お臍(おへそ)の部分」や「胸の部分」や「唇の上下の部分」にレーザーを当て、炎症を引かせます。
そして更に治療効果を高める為に、
「手」や「腕」や「足」や「太もも」に押し棒で刺激を加えます。
そうすることで、前述した「生体の流れの異常」が改善し、
膝の「血液やリンパ」の流れが改善し、
「免疫力」が高まり、
炎症が収まっていき、
オスグット(成長痛)の症状の軽減が図れます。
遠絡(えんらく)療法については■遠絡(えんらく)療法とはをご覧下さい。
当院ではオスグット・ジャンパー膝以外の「■膝の痛み」「■変形性膝関節症」の治療もしております。