むちうち症は長期化するのか?むちうちの原因‼
「むちうち症」のメカニズム
そもそも「むちうち」とはいったい何なのでしょう?そして、何故どのように「むちうち症」になるのでしょうか?
直接の原因には、
などがあります。
日常の中で頻繁に遭遇するものではありませんが、
代表例としてよく知られているのが交通事故による「むちうち損傷」です。「頸椎捻挫」とも言います。
頭の重さは「体重の8パーセント」と言われます
頭の重さは成人で4~5kg位あります。
ちょうどボーリングの9~11ポンドの玉が細い首の上に乗っている様なものです。
70キロの人だと頭は5.6キロです。12ポンド位となります。
頭は皆さんが想像する以上に重いのです。
ボーリングをしないのであれば、5キロってスーパーで売っているお米の5kgの重さですよ。
元々頭は、首の上に生まれた時から付いているので重さを感じません。
旦那さんや奥さんや子供が寝ている時に頭を軽く持ち上げてみて下さい。重いですよ。
高校の物理で習いましたが、
慣性の法則で車に追突した瞬間に、
頭の位置はそのままで胴体が瞬間的に動くので首の部分に負担が掛かります。
また首と腰は肋骨が付いていないので不安定な箇所です。
頭から腰がむちを打つ感じに瞬間的に動かされるので不安定な首がダメージを受けます。
次に腰がダメージを受けやすいです。
イメージしてください
突然後ろから両肩をポンと押されたら、
顎が前に動き頭が後ろに倒れ首が痛くなりそうな感じがしませんか?
むちうちによる外傷は、
筋肉がショックを和らげるための防御をする間もなく衝撃が首を伝わることで、
頸椎の首の関節に直接ダメージを与えてしまうのが最大のポイントです。
そのため頸椎に強い炎症を起こし、それが首の痛みや腕・手のしびれの原因となります。
そして首の関節の炎症と痛みの為にストレートネックになります。
正常時はやや前傾しているはずの頸椎のカーブを減少させる事で首の関節の圧迫を少なくさせる逃避行動を生じさせます。
ストレートネック(=真っ直ぐな首)という状態を引き起こし、
首から肩に掛けてのコリを感じるようになります。
正常な背骨は、頸椎を含め背中と腰の3か所で背骨は自然なカーブを描いています。
真っ直ぐな背骨よりカーブを描いている方が背骨全体がバネの役割をしてくれるので衝撃を吸収してくれています。
日常生活においてはストレートネックは姿勢不良により生じますが、
交通事故のむち打ちは痛みを逃避する為に一過性に生じさせます。
この状態は身体にとって極度の筋緊張を強いることとなり、
次第に腰痛や肩の痛み、頭痛、吐き気、背中のハリ感など全身症状へとつながっていきます。
■横浜西区の当院では首を中心とした全身特に腰・骨盤を含めた全身のバランスを調整していくむちうち治療をしております。
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