腰痛治療と合わせて改善すべき生活習慣
成長期の子供から大人・高齢者まで様々な年齢層に腰痛は発生します。
小学生低学年位までは腰痛はあまり生じません。
なぜかと言うと大人より「関節・筋肉が柔らかい」からです。
筋肉がついているからではないです。
年齢的・遺伝的に避けられない腰痛もありますが普段の生活での姿勢を改善していくことで予防できます。
一口に腰痛といいますが病名はいっぱいあります。
レントゲンやMRIの画像上で、椎間板・骨の変形が許容範囲であれば改善する見込みがあります。
しかし許容範囲以上になると、残念ですが一般的には手術も考えないといけないです。。。
・ぎっくり腰
・圧迫骨折
・筋疲労
・ヘルニア
・変形性腰椎症(腰の骨が潰れる)
・腰椎分離症(背骨の疲労骨折みたいなもの)
・すべり症(腰椎分離症が進行したもの)
・脊柱管狭窄症(背骨のトンネルが狭くなり脊髄を圧迫するもの)
・内科的、婦人科疾患
・精神的なもの
姿勢の悪さ・歩き方・立ち方・座り方・スポーツでのフォームの悪さ・腹筋が上手く使えていない・オーバーワークによって腰痛を助長させます。
治療と同時にこれらを改善していく事が再発防止につながります。
でもこれらの見直しをすると慢性腰痛だった人も腰痛がでる頻度がかなり減り数年に1回くらいになったりします。
実は腰痛治療よりも大切と思っています。
注意する腰痛
このような腰痛がある場合は筋肉・靭帯・骨・椎間板からくるものでなく腹部大動脈疾患・腎泌尿器科疾患・膵疾患・消化管・骨盤内疾患などの疑いがあるので
一度病院で診て貰った方がよいと思います。
上記の疾患がなければ当院の腰痛治療が有効です。
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腰痛治療と合わせて改善すべき生活習慣
腰は常に負担が掛かっています。
特別重いものを持たなくても立つ・座る・歩く・寝ている時でさえ負担が掛かっています。
腰痛予防にウォーキングを懸命にする人がいますが、歩いて腰痛が治ればお医者さんはいりません。
筋力低下、脚力低下からきている腰痛なら効果的かと思われますが。。。
歩くのも腰に負担が掛かっているのです。
また歩いた後のストレッチをしないといけないのですが、残念ながらほとんどの人はちゃんとしっかりとやってないかな?と思われます。
仰向けに寝た時の腰の負担を100とすると、
横向きに寝る300
立っている時400
椅子に座る560
前傾姿勢になる600
の負担が腰に掛かっています。
腰痛治療をして良くなった人も時間と共に再発するかたがいます。
普段の生活で腰は意外に負担が常に掛かるので、
特別何かをした原因が思い当たらないが腰痛が発生することがよくあると思います。
ぎっくり腰やヘルニア、腰の変形の既往があると、
腰回りの筋肉と関節の柔軟性がなくなり硬くなり易いので慢性腰痛へとなってしまいます。
なので例えば、風邪とかとは違って、腰痛は傷めたら治すだと手遅れかな?と思います。
普段使っている寝具や机・椅子の高さ・靴を見直して腰に掛かる負担を減らす必要があります。
1.普段の姿勢の改善
座っている時だけではありません。
立っている時、信号待ちしている時、電車に乗っている時、台所に立っている時などなど
歩いている時。躓かないのであれば視線を遠くを見るようにしてください。
寝る時。
2.ストレッチ・体操
朝起きてから寝るまでの間に少しでいいから頻度を多くやるのがポイントです。
20分間座っていると血流が悪くなってきます。
20分ですよ。あなたは何時間椅子に座っていますか?
具体的には意図的に1時間おきに2,3回でいいので伸びをしたり前屈たりしてほしいです。
3.入浴
熱めが好きな方がいますが40℃のぬるま湯で20分間位入るのがよいと言われています。
料理と一緒で弱火でコツコツ煮込む方が芯まで熱が通る感じです。
入っている時は少し寒く感じますが出てからは意外と湯冷めしませんよ。一度試してみて下さい。
4.筋トレ
腰痛があるからと言われると背筋をする人がいますが、これは間違えです。
筋肉、関節の柔軟性を回復してからやるべきです。
一般的に腰痛は使いすぎが原因です。背筋を鍛えると更に使いすぎとなります。
腰痛予防の為に筋トレをするなら腹筋です。
腰の柔軟体操やストレッチ・入浴で柔軟性を患部の血流を促し柔軟性を出す事が先決です。
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