四十肩・五十肩の原因と対処法
急にまたは徐々に肩に痛みが出てきて動かすのが激痛・じっとしててもかなり痛い場合もあります。
こんな時は肩関節に炎症があるので自宅ではアイシングをして炎症まず引かせるのが大切です。
アイシングは氷嚢や氷枕に氷を大目に入れて水を少し入れて患部に当てて下さい。
当てる時間は20分位。20分経ったら当てるのやめ、また20分経ったら冷やす。
これを何度も繰り返して下さい。激痛があるうちは何日間か続けて下さい。
炎症が収まれば激痛は無くなりますが、今度は肩の動きが悪い・動かすと重い痛みへと変わってきます。
肩から腕・肩甲骨周りが硬くなり凝った感じがすると思います。
この状態になると今度は入浴でしっかりと体を温めたり、動かせる範囲で適度に軽く動かして下さい。
少し痛いですが動かすことが大切です。
半年から一年すれば自然と良くなります。しかし1年も待てないと思います。
四十肩・五十肩の治療には「適度な運動」が大切
決定的な原因は未だ明確にはなっていませんが、
四十肩・五十肩の原因は運動不足によるものが有力とされています。
運動といってもスポーツクラブに行ったりテニスやゴルフではありません。
日常生活で肩を動かしているつもりですが実は肘と手を使ってい場合が多いです。
背中(肩甲骨)を意識して動かさないと本来の肩の運動になっていません。
肩に限らず関節部分というのは普段動かすことが少ないと固ります。
例えば肘や膝は曲げる・伸ばすの2方向しかありませんが、肩は上や横や後ろや捻るといった本来色々な方向へ動かせる関節です。
(股関節も前後左右そして、捻りといった色々な方向に動かせる関節です)
そして何かしらのスポーツをしていても肩関節を全方向にしっかりと動かすことは出来ていません。
特定の一方向だけの動きになっています。
日常生活でこれら全ての方向にしっかりと動かす人は少なく、
柔軟性がなくなり固まっていた関節周りの筋肉・腱にキズが入り炎症を起こすことがあり
その炎症によって激痛が起こります。
激痛が落ち着き炎症が引いているのに
肩が痛いからといって可動範囲が少なくなったまま動かさずに生活を続けることは治りを遅くします。
四十肩・五十肩はそもそも運動不足が原因なので運動不足の状態が続くとますます固まり動かなくなります。
これが四十肩五十肩が治りづらい原因です。
激しい運動をする必要はありませんしよくありません。
体操・ストレッチと入浴を中心に血流を良くすることが四十肩五十肩といった症状の治療には大切です。
横浜西区の当院では■四十肩・五十肩の治療を行っています。頑固な痛みには■遠絡(えんらく)療法をお勧めします。
普段の肩こりとの違いは筋肉疲労か炎症の違いです。
肩こりは肩の筋肉の疲労から血液循環不足になり疲労物質が溜まり痛みます。
四十肩五十肩は肩関節を包んでいる膜や肩に付いている筋肉・腱の炎症による痛みです。
激痛ですが当然骨には異常がありません。
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