筋肉は柔らかい方がいい
肩こりや腰痛・ぎっくり腰・ケガの予防は筋トレではありません!
体を柔らかくして柔軟性をつける事が先決です。
腰痛がある人が背筋をして予防しようとしますが、背筋よりもまずは腰周りのストレッチ、入浴が必要です。
釣竿と同じで竿がしなったが折れない(傷めない)のと同じようなものです。
そもそも「筋肉の役割」とは何でしょうか?
物を持ったり、歩いたりする等の「運動の源」だけではありません。
体温をキープする為の「熱の発生源」であったり、
足は第二の心臓とも言われるように「血液循環をサポートするポンプ作用」であったり、
内臓や関節を衝撃から守る「衝撃緩衝」などなどあります。
全部大切ですが、整骨院に来られる多くの方にとって、筋肉の大切な役割として、
「衝撃緩衝作用を高めてあげる」ことが大切と思います。
肩こり・ぎっくり腰や寝違えたり、歩くとすぐ疲れるから運動不足でトレーニングをしなければと思っている方もいると思います。
筋トレやエアロビやウオーキングなどを想像する方もいると思いますが、
私は「ストレッチ」「ラジオ体操」などの柔軟性を高める目的の運動、入浴をお勧めします。
(一つだけでなく組み合わせて行うとより効果的です。)
子供は肩こり・腰痛やぎっくり腰にはほとんどなりません。
変な体勢で寝ているにも関わらず寝違えたり、ソファーから頭から落ちても首を傷めないで打撲だけで済み大怪我に繋がらないのでしょうか?
筋肉がたくさん付いているからではありません。
体が柔らかいからです。関節と筋肉が柔らかいからです。
追突事故に遭われて、子供2人は3回ほど治療して治りますが、大人は数か月掛かる場合が多いです。
座席の場所で衝撃も異なると思われますが、子供の方が比較的早く治る傾向です。
ビルは免震構造で地震の力を逃がします。
釣竿もしなることで力を逃がしています。
人も柔らかい方が同じ力が体に掛かった時に力を逃がしてくれるので筋肉や関節を傷めにくいです。
体の柔軟性をつけることは、肩こり・腰痛・ぎっくり腰など日常生活の痛みやスポーツ傷害・ケガをしにくくなります。
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